2012年7月25日水曜日

掃き出し窓は、背の高い方の窓

窓をリフォームしようとして、見積を取ったり、YKKやトステムのカタログを見ていると、「掃き出し窓」という言葉を目にしますね。これ、どんな窓かわかりますか?


特に、最近人気の内窓の取り付けを検討していると、必ずと言っていいほど出てきます。

掃き出し窓とは、下の辺が床近くにある窓。高さは背の高さよりも高いのが普通です。


もちろん、開け閉めができます。(通常、左右のスライド。つまり引き戸です。)


語源はというと・・・。

もう読んで字のごとくですね。そのまんまです。

昔、部屋の掃除はほうきでした。
ほうきでゴミをそとに「掃き出す」ことができる窓。

それが、掃き出し窓です。

床の高さから、背よりも高い位置まである窓ですから、出入りができます。

通常は、屋外や縁側、ウッドデッキやテラスに出るための出入り口になっています。

普通の窓と、出入りできる窓、どっちが掃き出し窓だっけ?と思ったら、名前をよーくみてくださいね。ほうきで掃いて出せるまどが、掃き出し窓ですよ。

もちろん、内窓は、大きいほうが値段が高くなります。掃き出し窓と普通の窓の価格の違い、確認してみてください。(長野県松本市周辺で内窓取付を行っているリフォーム業者のページをリンクしておきます。)

http://www.reform-sha.com/window/

2012年7月24日火曜日

リフォームの見積りにある「材工」や「材工共」とは?


リフォームの見積りをみると、「材工」とか、「材工共」といった用語を目にすることがありますね。

「材工」は「ざいこう」と読みます。同様に「材工共」は「ざいこうとも」と読みます。
どちらも、材料費(材料代)と工事費(工賃)とを足しあわせた価格、という意味で使われる建築用語です。

材料費は、読んで字の如く、資材や設備製品といった材料のみの価格です。

一方、工事費は、壁紙をはったり、設備を設置したり、大工工事をしたりといった、「手間」にかかる費用です。工賃ですね。

工事費は「手間」なんて呼ばれることがありますから覚えておいてください。

この2つを別々に表記するのではなく、足しあわせて一括して表記してあるのが、「材工/材工共」というわけです。

たとえば、壁紙張り替え工事を例にとると、

材料費と工事費を別々に書く場合の見積りは、

・材料費 5万5千円(壁紙代、のり代等)
・工事費 4万2千円(古い壁紙を剥がす作業代、パテで下地を整える作業代、新しい壁紙を貼る作業代等)

となり、

材工共と表記する場合の見積りは

・クロス張り替え工事 9万7千円 材工共 (上記を全て含んでいる)

ということになります。


一軒、シンプルで見やすい印象を受ける「材工共」の見積りですが、
内訳を知りたい(材料費と工事費がそれぞれいくらになっているのか知りたい)と思ったら、
遠慮なく、見積りを出したリフォーム業者や工務店に聞いてみることをおススメします。

以上、材工共の説明でした。